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まいたびブログ

毎日新聞旅行(東京)「まいたび®」公式ブログです。
国内・海外登山、講師同行「風来人」などツアーの添乗記やトピックス、「旅」の素晴らしさをご紹介するなかで、
旅を楽しむ心がふんわり広がっていく、そんなことを夢見ています。

NEWコース☆雪の鹿俣山

2024年4月23日

皆さまこんにちは。

3月のNEWコース☆雪の鹿俣山を歩いてきました~!

鹿俣山は群馬県沼田市にある標高1636mの山、谷川岳や上州武尊山の近くにあり新緑や紅葉の頃ツアーにご参加いただいた方も多いのではないでしょうか。

実は雪の季節もオススメ♡青空のもと新宿駅を出発し、スタート地点であるたんばらスキーパークを目指します。

1.青空とバス.jpgのサムネイル画像

青空とバス

高速道路を走ると何やら怪しい雲の動き(笑)窓の外を眺め本当ならこの辺に荒船山が、、、と苦笑いする西山ガイド。右手に見える赤城山は美しい広大な裾野だけが見え正面の榛名山は水沢山だけがなんとか見えていました。

関越自動車は右も左も正面も多くの山々が眺望が見どころのひとつですよね。車内でご案内する私たちも楽しい時間なのですが期待を込めて空を見上げます。

登山口であるスキーパークの標高は1250m。近づくにつれだんだん雪深くなりワクワクします。今日はスノーシューレンタル付、もちろんストックもついています。

スノーシューやワカンご持参の方はストックのレンタルだけも可能なのでスノーシューレンタル付の場合はお気軽に同行する添乗員にお声かけくださいね!

到着するとまずまずのお天気!

初めてスノーシューを履く方もいらっしゃるのでセッティングや歩き方など熱心に伝える石井ガイド。足元の雪はモッフモフ広々としたブナの森がとてもキレイ!トチノキの冬芽も可愛いですね〜

2.ブナの森.jpgのサムネイル画像

ブナの森

緩やかなアップダウンを歩き標高が上がってくると木々の隙間から青空と上州武尊山が見えてきました。写真ではちょっとわかりにくいのですが、皆さん嬉しそうに写真タイム。西山ガイド、石井ガイドもホッとしたのか笑顔がこぼれます。

3.写真タイム.jpgのサムネイル画像

写真タイム

そして更に森を歩くとアスナロが現れます。艶やかで手触りは肉厚、裏返すと大きな白い線(気候帯)が目立ちます。

東北森林管理局のHPによると、アスナロの変種ヒノキアスナロは北海道西南部と本州に分布し、南限は日光市にある湯ノ湖付近と能登半島とあったので鹿俣山のアスナロはどっちだろう?と思いました。能登半島では漆器の輪島塗が国の重要無形文化財に指定されていますが、用途により木材を使い分けるといわれており自然の恵みと巧みな技術の融合が心を打ちます。

4.アスナロ.jpgのサムネイル画像

アスナロ 

さて、アスナロを超えるといよいよ山頂が見えてきました。夏では何でもない小さなアップダウンも雪があると一苦労、一歩一歩慎重に進みます。

山頂へ到着すると見晴らしが良く、たんばら湖やスタートした駐車場、赤城山や榛名山、上州武尊山などが迎えてくれました。

5.鹿俣山山頂.jpgのサムネイル画像

鹿俣山山頂

6.山頂標識.jpgのサムネイル画像

山頂標識

 

景色を楽しんだら下りも慎重に下山します。途中、西山ガイドから樹木の説明があったり、せっかくのスノーシューなので誰も踏んでいないモッフモフの雪を踏んで楽しそう!

7.樹木の解説.jpgのサムネイル画像

樹木の解説

8.楽しいスノーシュー.jpgのサムネイル画像

楽しいスノーシュー

鹿俣山は新緑や紅葉のころ、季節を変えてオールシーズン楽しめるオススメの山☆いろんな表情を是非体感してみてください!

またお会い出来る日を楽しみにしております。 

【写真・文】豊岡由美子 日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅡ

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2024年7月8日(月)至仏山と燧ケ岳 尾瀬を代表する2山へ

2024年9月20日(金)白砂山と野反湖エビ山 新潟・長野・群馬と3県にまたがる山

YouTube動画・まいたびチャンネルから

「残雪期の上州武尊山」

※上州武尊山から鹿俣山が近くに見えます