皆さまこんにちは。
毎月恒例登山の日、3月は「埼玉県最北の御嶽山」を歩いてきました。
到着すると目の前には国の重要文化財である多宝塔が目を惹きます。室町時代に造られ、修復しながら今も美しい姿を見せてくれます。
多宝塔
境内の鳥居をくぐると正面には神楽殿があります。
拝殿を過ぎ、しばらく歩くと樹林帯の中に階段が見えてきます。右側の階段を上がると左右に石仏が並び傾斜が徐々に急になったころ、左側に大きな岩の塊が見えて来ます。幅は4〜5mほど高さは10mに満たない巨大な岩、ここは御嶽の鏡岩といわれる特別天然記念物。
案内板によると今から約1億年前、関東平野とその山地の境にある八王子構造線が出来た時の断層のすべり面だと書いてあります。摩擦の力により表面が鏡のように磨かれた地質学的にも貴重な露頭が残っているのですね。
更に登り、男坂から山頂へ向かうと咲き始めた桜が迎えしてくれました。下りは女坂から岩山展望へ向かいます。展望地では少し雲がありましたが、見晴らしが良く皆さん気持ち良さそう!
広場でお昼を食べたら今日はいちごのデザート付♡下山していちご狩りへ向かいます。
帰りはのんびり温泉へ入りました。
ご参加の皆さまありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしております。
【写真・文】 豊岡由美子 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド ステージⅡ
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