まいたびブログをご覧の皆さま、こんにちは！
2024年忘年山行、まいたびNEWコース・榛名の古道と旭岳をご案内させていただきました〜☆*:.｡. ･:*+.｡.:*☆
群馬県にある榛名山は赤城山や妙義山と共に上毛三山の一つに数えられ榛名山という名前の山は無く数々の峰が並ぶ総称として知られていますよね。
この上毛三山は私にとって学びの山なのですが、今回あまり知られていない榛名神社から榛名湖へ続く古道や野鳥飛び交う伊香保森林公園のルート、そして地図に無い旭岳を歩いてきました。
スタートは標高850m榛名神社の随神門。
この参道は、もともとは洞穴で入口だけ残った鞍掛岩というアーチ型の奇岩や高く細く流れる瓶子の滝（みすずのたき）、武田信玄が戦勝を祈願したという樹齢約600年の矢立杉など風光明媚な自然の姿を愛でながら緩やかに歩く事ができます。
榛名神社
参拝して古道へ入ると、登録有形文化財の高さ15mもある榛名川上流砂防堰堤がの目の前に現れその後ろに九折岩が聳え立ちます。木漏れ日に照らされた紅葉を眺め、沢のせせらぎに耳を傾むけ、のんびり榛名湖を目指します。
榛名の古道
榛名湖（標高1090m）に到着しすると湖畔の宿記念公園でランチタイム。ここは高峰三枝子さんのヒット曲「湖畔の宿」の舞台。この曲のメロディーが流れる碑があり、歌詞を読むとちょっと切ないですね。
本物を聴きたくなりすぐに携帯で検索！これですね？と、皆さんに確認。懐かしそうに聴き入り私も気がつけば翌日も鼻歌を歌っていました（笑）とても良い曲で情景が目に浮かぶ詞が気に入りました。
榛名湖の黄葉から紅葉
その後、伊香保のお宿へ移動。
石段の街を散策したり、お宿の展望風呂は標高もあるため景色が良く小野子三山や谷川連峰など周辺の山々が見渡せます。伊香保温泉には黄金の湯と白銀の湯があり、宿では無色透明の白銀の湯を楽しめます。
お料理は群馬県産の食材を積極的に使った一品一品がとても美味しく、女将さんをはじめスタッフの皆さんのきめ細かな心配りも大好評！ご参加の皆さまも心地良い時間を過ごせたのではないでしょうか。
朝食会場の窓から小野子三山
翌朝もこだわりの朝食をいただき目指すは更に展望抜群の場所、伊香保ロープウェイで標高を上げて〝ときめきデッキ〟に到着です。
その名の通り、心がときめく青空と展望が広がります。
朝の冷たい空気がとても気持ち良く皆さんの笑顔が溢れます。
左から小野子三山の十二ケ岳・中野岳・小野子山、その後ろに谷川連峰、右隣は子持山、その後ろに上州武尊山が立ち並びます。
小野子三山、谷川連峰、子持山、上州武尊山
さらに右へゆくと皇海山、赤城山は左から黒檜山、地蔵岳、荒山、鍋割山が見えています。
皇海山と赤城山
さらにさらに赤城山の裾野をゆくと後ろに足尾山地、その後ろに筑波山が見えています。
とても贅沢な展望です。
赤城の裾野と筑波山
この後、野鳥が飛び交う静かな森を楽しみ移動して榛名旭岳へ。
山頂直下は少し岩が出て旭岳山頂の展望は裾野広く見渡せました。
お隣、榛名富士や蛇ケ岳、相馬山を目の前に
榛名旭岳山頂
榛名の山々は皆さまご存知の山々はもちろん、あまり知られていない山名やルート、名前の無い山もいろいろあります。安全にご案内できる、まいたびNEWコースとして楽しんで頂けたのではないでしょうか。
ご参加の皆さまありがとうございました。またお会い出来る日を楽しみにしております。
【写真・文】
日本山岳ガイド協会認定 登山ガイドステージⅡ 小林由美子
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