（毎日新聞旅行）

☆本年3月の北陸新幹線敦賀延伸に伴い、福井県への観光の興味が高まっています。「にっぽんなつかし町ウォーキング」シリーズもいち早く注目して、福井県内3カ所の重伝建選定の町と、お隣石川県内の加賀市にある2カ所の町を訪ね歩きます。石川県については8８カ所の選定地区のうち４カ所が金沢市内の寺町と茶屋町で、あとは能登に1カ所と白山登山の行き帰りに通る白山市白峰で、今回の行程には繋げにくいので、一番福井県に近い加賀市の2カ所を加えました。
今回訪れる福井県の3カ所は、京都と小浜を結ぶ若狭街道（鯖街道）の物流の中継地として栄えた宿場町「熊川宿」、そしてその起点となった小浜市内の商家町、茶屋町として繁栄した「小浜西組」と三丁町の町並み、そして鯖街道関連の史跡なども併せて訪ねます。もう一つは、北国街道の宿場町の面影が残る「今庄宿」の3カ所です。
あと、加賀市では、北前船の船主や船頭が多く居住した「加賀市橋立」の船主集落と、今回一番生き難い、山間部の4つの集落で構成される山村集落「加賀市東谷」を回ります。
今回3日間の日程で、各地とも時間的に余裕を持った行程になりますので、充分に訪問地を味わっていただけると思います。
往路は、敦賀までの全区間乗車、復路は途中駅の加賀温泉からと、新開業区間も充分味わえます。食事も、昼夕食とも吟味してご案内できるよう準備して、皆様のご参加をお待ちしております。

※ウォーキングに不要な荷物を下山までお預かりできるコースです。