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登山初心者でもしっかり準備すれば、
富士山登山にチャレンジできます!
富士山に登りたいとずっと思っていても、諦めてしまっている人も多いはず。そんな方に自分の足で登り、自分の目で山頂からの景色を見てもらいたい。そして登山の醍醐味を味わっていただきたい。
まいたびの「安心安全富士登山」は7つのステップで富士山を目指します。同行スタッフは、登山ガイドと経験豊富な添乗員。 少しでも安心して、事故や無理のないように安全に登ってもらいたい。スタッフ一同、皆さまを全力でサポートします。
まずは、机上講座で富士山に挑戦する道のりを、登山初心者の方向けに、登山経験豊富なスタッフが丁寧にご説明します。
登山経験がなくても安全に、より快適に、富士山登山の達成をサポートするステップアップ講座。 まずは机上講座で登山の基礎的な知識や心構えと、どのようなステップアップをしていくのかを学びます。 その後、6ステップの実技講座に参加し、7ステップ目で富士山登頂を目指します。今年こそ、富士山登山を達成しましょう!
※各ステップで登る山は変更となる場合があります。
※土日設定もあり/親子での参加も可能です!
◎「ステップアップ」講座の参加条件
・実技講座ステップ1~6に参加すること(※日程などの都合で参加できない場合は、ご相談ください。)
・小学5年以上で、ご自身の意志で参加したい方が対象(保護者同伴は必須。保護者の説得による参加はご遠慮ください)
学びながらステップアップできるから、安心
2024年に実施した山です。2025年は変更予定です。
↓↓↓
●標高:3776m(剣ヶ峰頂上)
●周囲:約153km(山手線内側の面積の約19倍)
●8月の頂上付近の気温:平均最高気温9.1℃ / 平均最低気温3.4℃
●登山シーズン:7~9月上旬
●世界文化遺産:「富士山一信仰の対象と芸術の源泉」として2013年に日本国内で13番目の世界遺産として登録をされました。
●難易度:技術的な難易度は低く中級者向けですが、初心者でもしっかり準備すれば登頂可能
●山小屋事情:富士山には各ルートの五合目以上に、40軒以上の山小屋がありますが、夏の最盛期(とくに週末)はほとんどが満員になります。
小屋では食事をとることができ、売店で食料や水などが買えますが、街中に比べると割高です(ペットボトル飲料は500円ほど、携帯酸素は2,000円ほど)。
●富士山新ルール:「富士山保全協力金」1人・1回につき1,000円とは別に登下山道の使用料として1人・1回につき2,000円のお支払いが必要となりました。
▶富士山オフィシャルサイト
富士登山には「吉田ルート」「富士宮ルート」「須走ルート」「御殿場ルート」の4つのルートがあり、それぞれ登山にかかる時間、標高差が違います。
初心者さんにおすすめは「吉田ルート」。往復14km(4つのルートの中では2番目の距離の長さ)、標高差1450m(4つのルートの中では3番目の標高差)、富士登山者の約6割がこのルートを利用しています。
特徴としては、4ルートの中で一番山小屋の数が多く、救護所も3箇所あります。
まいたびの「安心安全富士登山」では、この「吉田ルート」を登ります。
・登山靴:足首を保護するために、くるぶしまで覆い防水性のある靴がおすすめ。
・ザック:30L 程度のもの。ザックカバーと合わせて用意しましょう。
・登山用レインウエア:上下が分かれている一般的にはゴアテックス生地のタイプ。
・長袖シャツ・長ズボン:運動に適した吸湿速乾性の素材。綿の生地は不適です。
・防寒着:夏場でも山頂の気温は下界の半分程度なので、風を防ぐジャケットやインナーが必要です。
・帽子:強い日差しや強風から頭を保護します。
・靴下:登山用のウールや化学繊維のもので厚手が靴ずれもしにくいです。
・ヘッドランプ:早朝の出発など暗い時間帯での行動に必須です。
・ストック:足腰の負担を減らすアイテムです。不安な方は携行するとよいでしょう。
◆高山病に注意 富士山で登頂を断念せざるを得なくなるもっとも多い理由が、高山病です。 安全に登頂するためにも、高山病について知っておきましょう。 高山病は血中酸素濃度が下がることで発症します(人によって、差があります)。 寝不足や体調不良、飲酒や喫煙は高山病の大敵です! |
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◆ゆっくりマイペースで ステップアップ講座では、ゆっくりと高度に順応するよう進めますが、ご自身の体調で無理をせず、ガイドや添乗員の指示に従って進めましょう。 休憩や呼吸の深さも大きなポイントです。意識して、しっかりと深い呼吸を心がけましょう。 |
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◆こまめな水分補給 体内の水分が不足すると、循環不全という状態になり、末端の組織にまで酸素が運ばれにくくなります。 これを防ぐためにも、こまめに水分補給を行ないましょう。行動中でも簡単に水分補給ができる、ハイドレーション(バックパックから口元まで伸びるチューブをもつ水筒)もおすすめです。 |
富士山で登頂を断念せざるを得なくなるもっとも多い理由が、高山病です。 安全に登頂するためにも、高山病について知っておきましょう。 高山病は血中酸素濃度が下がることで発症します(人によって、差があります)。 寝不足や体調不良、飲酒や喫煙は高山病の大敵です!
◆ゆっくりマイペースで
ステップアップ講座では、ゆっくりと高度に順応するよう進めますが、ご自身の体調で無理をせず、ガイドや添乗員の指示に従って進めましょう。 休憩や呼吸の深さも大きなポイントです。意識して、しっかりと深い呼吸を心がけましょう。
◆こまめな水分補給
体内の水分が不足すると、循環不全という状態になり、末端の組織にまで酸素が運ばれにくくなります。 これを防ぐためにも、こまめに水分補給を行ないましょう。行動中でも簡単に水分補給ができる、ハイドレーション(バックパックから口元まで伸びるチューブをもつ水筒)もおすすめです。
Q: 初心者でも登ることはできますか? |
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A: はい、登山の準備をしっかりすれば初心者でも登れます。技術的には決して難しい山ではありませんが、天気が急変することも珍しくないので、しっかりとした装備で登りましょう。 |
Q: どのくらいの時間がかかるの? |
A: 5合目から山頂まで登りに約5~6時間、下山に3時間ほどかかります。 |
Q:途中にトイレはありますか? |
A:基本的にチップ制の山小屋のトイレを利用します。チップは1回200円から300円です。また、トイレに紙はついていますが、水に溶けない紙は持ち帰るなど、利用者はルールを守りましょう。
ちなみに富士山にはお風呂はもちろん、洗面や手洗い用の水はありません。 |
Q:途中で飲み物や食べ物は買えますか? |
A:途中の山小屋で買うことができますが、街中のコンビニのような豊富さはないので種類は限られ、また値段も高めです。 |
Q:山頂の気温はどれくらいですか? |
A:山頂は夏の晴天時の日中でも15℃程度、風があるとさらに体感的には低く、また登頂する時間帯によってはさらに寒く感じます。日の出前が一番寒い時間です。 |
Q:山小屋ではどんなふうに寝ますか? |
A:富士山の山小屋は斜面に建てられているため、決して広くはありません。夏場は登山者が集中するため、混んでいることも多く、快適とはいいがたいですが1人分のスペースはあります。
小屋にもよりますが、隣の方との仕切りは基本的にはありません。 |
Q:登山中や山小屋での食事はどのようなものですか? |
A:宿泊施設ではカレーなどの夕食と朝食が出ます。朝食は早朝出発のため、お弁当を持っていきます(食事内容は変更になる場合もありますが、量は決して多くはありません)。
ラーメンなどの温かいものは富士山頂上の売店にて販売(別料金)しています。 また行動食として、チョコレートなどのお菓子をもっているとよいでしょう。 |
Q:お鉢めぐりとは何ですか? |
A:富士山の火口を1周することを『お鉢めぐり』といいます。富士山の火口は直径600m、1周すると歩行距離3km、所要時間1時間半かかります。
富士山レーダーがあった場所としても有名な日本最高地点(3776.2m)はお鉢めぐりの途中、剣ヶ峰にあります。天候によってはお鉢めぐりができない場合もあります。 |
Q:装備の費用はどれくらいかかりますか? |
A:すべてを一度に揃える必要はありませんが、最低限必要な装備をそろえるだけでも10万円程度はかかります。自分の身を守るための装備だと考えてください。
ただし、一度揃えればその後も使い方次第ではありますが、数年、装備によってはずっと使えますので揃えることは無駄ではありません。是非、継続してください。 |
Q:富士山では携帯電話は使えますか? |
A:はい、富士山では携帯電話の電波が入ります。 |
Q:なぜ2泊3日なんですか? |
A:十分に体力のある方でしたら日帰りでも登頂することは可能です。しかしながら、高山病のリスクや登頂の確率を上げるために、2泊のスタイルとしています。
2泊にすることで高所にも順応しやすくなり、時間的にも余裕ができることでお鉢めぐりなども可能になります。その他、山頂ではありませんが、富士山腹からご来光を拝むこともでき、下山時には足への過度な負担も軽減することができます。 |
Q:スニーカーではだめですか? |
A:スニーカーではなく、足のくるぶしまで保護されているハイカットタイプの登山靴をお勧めしています。 理由は、登山道は不整地のため、岩などの歩きにくい場所もあり、捻挫などもしやくなります。ハイカットの登山靴はそういった怪我の防止にもなります。
山では、怪我をすると平地のように救急車を呼ぶことはできません。そういった観点からなるべく怪我をしないようにするためです。 |
Q:高山病が心配です。いい予防方法はありますか? |
A:ゆっくりとした一定のペースで登りながら、水分補給をしっかり行うことです。登るときには息を吐くことを意識して、時には深呼吸をすることも効果的です。
山小屋ではアルコールの販売もありますが、高所ということを忘れずに飲みすぎないような注意が必要です。 |
Q:途中でリアタイアする場合はどうすればいいですか? |
A:高山病や体力的な理由でリタイアする場合は、場所にもよりますが原則、添乗員が同行しますので、ガイドや添乗員の指示に従って下さい。 |
●まいたびブログ 元毎日新聞社の記者である弊社社長の小野博宣がステップアップで富士山登頂を目指す参加者に同行しながら書いたブログです。 |
元毎日新聞社の記者である弊社社長の小野博宣がステップアップで富士山登頂を目指す参加者に同行しながら書いたブログです。
ぜひご覧ください。
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